不妊補助の治療ガイド。体外受精などで妊娠する不妊補助治療についての情報

体外受精のプロセスは?

体外受精の妊娠率を高くするためには、良質な卵子をつくることが大切です。そのためには排卵誘発剤の注射を5日から10日間、毎日打ち続けます。そして、採卵日を決めます。採卵日には夫もいっしょに来てもらい、男性からは精液を、女性からは卵子を採取します。

取り出した卵子は十分成熟させるために培養液のなかにつけておきます。また、採取した精液から良質で元気のいい精子を取り出すために、培養液で薄めた精液を遠心分離器にかけて精子を取り出し、きれいな培養液のなかに沈めます。20分から30分経つと、元気のいい精子が表面に上がってきます。それを吸い取り、栄養分の入った培養液のなかにいれておくと、精子の運動量が高まります。そうやって精子を処理します。


次に、成熟度の増した卵子と精子を培養液のなかにいれ、約12時間から24時間で精子は卵子の殻を通過して卵子のなかに入ります。受精後、細胞分割が始まります。2個から8個程度に分割した胚を、子宮に戻します。胚移植後は3時間ほど安静にしたあと、通常の生活にもどっていただきます。そして、胚移植後、3週間後に尿を調べて、妊娠の判定をします。