不妊補助治療ガイドでは、妊娠するための不妊補助治療について分かりやすく解説しています。病院へ行く前にじっくりお読みいただき、妊娠についての知識の助けになれば幸いです。
不妊補助治療のなかでオールマイティと呼ばれる治療法が「体外受精」です。「体外受精」は、ビーカーやシャーレのなかの培養液のなかに、精子と卵子を混入し、自然に受精をさせ、受精卵を子宮に注入する方法です。正式には「体外受精・胚移植法」と言います。
また、「体外受精」のバリエーションとしては、体外に取り出した精子と卵子をいっしょにして、子宮ではなく、女性の卵管のなかに戻す方法を「ギフト法(配偶子卵管内移植法)」といい、精子と卵子を受精させた受精卵を卵管のなかに戻す方法を「シフト法(接合子卵管内移植法)」と呼んでいます。いずれも、体外に精子と卵子を取り出す方法ですので、「体外受精」の一つといえます。
日本で体外受精の赤ちゃんが誕生したのは、1983年のことです。東北大学医学部産婦人科で誕生しています。その後、日本の医学界では体外受精が盛んに行われるようになり、当初、数%だった妊娠率もいまでは20%を超えるようになりました。
妊娠したくてもできないからといって、子供を作るのを諦めてはいけません。いまや妊娠は様々な治療法によって改善されました。子供が欲しい方、妊娠したい方はぜひ一度専門医にご相談になられてみてください。きっと目の前が明るくなりますよ。
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