不妊補助治療ガイドでは、妊娠するための不妊補助治療について分かりやすく解説しています。病院へ行く前にじっくりお読みいただき、妊娠についての知識の助けになれば幸いです。
ある病院では、不妊補助治療を行う際、排卵誘発剤を5回から6回施しても妊娠しなかったら人工授精を行い、その数も5回から6回を目安としています。AIHの妊娠率は全国平均で約10%です。自然な夫婦生活で妊娠する比率が約5%から6%と言われていますから、人工授精はその2倍はあるのですが、けっして高い妊娠率とは言えません。
AIHを施して妊娠する比率は、2回まで行った夫婦なら70%が、3回目までが80%となっています。人工授精を受けるのは、夫婦にかなり精神的な疲労や負担をかけることになりますので、どう見積もってもAIHはせいぜい12回で止めておくべきだという意見が多いようです。
ただ、AIHを10回以上行ってもまだ妊娠しない場合には、原因として、排卵していないか、卵管が卵巣から卵子をうまくとりこめない、精子の能力が足らないといったことが考えられます。そういうときには、内視鏡で卵管や子宮の様子を調べる腹腔鏡検査を受けることをお勧めします。
妊娠したくてもできないからといって、子供を作るのを諦めてはいけません。いまや妊娠は様々な治療法によって改善されました。子供が欲しい方、妊娠したい方はぜひ一度専門医にご相談になられてみてください。きっと目の前が明るくなりますよ。
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